私には、25年以上に渡り付き合いのある歌舞伎役者(以下、S君)の友人がおります。
そのS君とは家が近かったこともあり、
週に2-3回遊ぶくらい仲良くしていましたが、唯一、気になる点がありました。
それは、食事の時の咀嚼音が「くちゃくちゃ」となってしまうことでした。
私 「口を閉じて食べたほうがいいよ」
S君 「えっ、なってる?」
私 「今日もくちゃくちゃ言ってるよ」
S君 「わかってるよ(怒)」
私 「おい、全然直ってないよ、将来恥をかくのは自分だよ、絶対に直したほうがいい」
S君 「うるせーなぁ、しつこいんだよ」
私 「悔しかったら、直せよ!!」
こんな攻防戦が約1年近く続きました。
S君が結婚し、お互いが忙しくなったこともあり、なかなか会う機会を作れないでおりました。
そんなある日、突然の着信音。
珍しいなぁと思いながら、電話に出ると、
「今日、中村勘三郎さんと食事をご一緒させてもらったんだけど、
S君は食べ方が綺麗だね。と褒めてもらったんだ。
何度も注意してくれたおかげだわ。本当にありがとう。」
かなり興奮気味に電話してくれました。
注意する度に、逆ギレされて、もう放っておこうかとも思ったのですが、諦めなくて本当に良かったです。
指摘する側も覚悟を決めて指摘しなければならないことも多く、かなりの生命力を使います。
「ただの口うるさい奴」
「神経質な野郎」
などと揶揄されることもあります。
しかし、指摘を繰り返すことで、「お節介」から「親切」に変わる瞬間があるのも事実。
スリーフラッグスの各部門のリーダーの皆さんも、
「適切な所作」「立ち居振る舞い」「挨拶」「勤務態度」「レベルアップする為の指摘」等、
あらゆることで指摘しなければならない方に対し、諦めずに「耳たこ」精神でいきましょう!
いつか感謝してくれる日がくると信じて!
※ちなみに私の経験上、「人間性」の部分は、指摘しても治りませんので、諦めましょう(笑)