今週は、
人口増加率 5年連続 全国1位を獲得している
千葉県 流山市のお話を。
今現在の流山市長 井崎義治氏が初当選を果たした時、
流山市はかなり深刻な財政難でした。
その流山市を変える為、
井崎市長は色々な施策を打ち出しましたが、
まず始めに前例のない
「役所にマーケティング課を作る」という
斬新なアイデアがお堅い役所では猛反発。
それでも引くことなく、
外部から優秀な人材を引き抜き、
マーケティング課の責任者に置くところから
大きく流れを引き込むことに。
まず、
小さなお子様を抱える共働きの若い世代を迎え入れる為、
子育て支援に目を付け、環境整備を開始。
私が1番驚いたのは、
駅ビルの中に「送迎ステーション」を設置したことです。
親御さんは、最寄り駅でお子様を預けるだけ。
あとは、
それぞれの保育園への送迎までしてくれ、遅くなっても、
再び「送迎ステーション」で20時まで預かってくれるので、
安心して働ける環境となる訳です。
保育士にも、
月額10万近くの特別手当(住宅控除含む)を準備することで
なり手も増え、保育士不足が解消。
今現在は待機児童0人という
素晴らしい結果を生んでおります。
その他、大型の箱を作り、
多くの企業を迎え入れて雇用促進したり、
街に緑を増やす為の仕組作りなど、
聞けば聞くほど移住したくなる施策ばかり。
そりゃ、5年連続の人口増加も納得ですね。
新たな改革に踏み切るのは組織としてもリスクが生じます。
しかし、現状を打破するには、
その領域に勇気を持って踏み切れる
「責任者」がいるかどうかです。
成り行きに身を委ねるのは簡単です。
しかし、組織に問題が生じているなら、
今までにない新たな発想も
必要不可欠なのではないでしょうか。
私も来年は、
今までにやったことない事に挑戦しようと思っています。
是非、アウトバウンド、インバウンド、
データ管理部の責任者、また、各センター長にも、
強い意志を持って改革に臨んでもらいたいと思っています。
来年、スタートダッシュできるよう、
今から頭をフル回転させていきましょう！！
