代表ブログ
Three Flags Blog
健康食品、化粧品の通販会社様・
エステサロン様向けコールセンター

今週は、お世話になった先輩のエピソードを

ご紹介したいと思います。

 

その先輩の名は「えいじさん」。

私が今まで出会った人の中では、

1番掴みどころのない人でした。

 

いつもヘラヘラしていて、

何を考えているかわからない。

 

でも、たまに発する言葉は深く、

考えさせられることもしばしば。

 

洋服にはとてつもなく無頓着で、

30年前のプロ野球選手が契約更改時に着ている

謎の絵柄がプリントされたようなセーターに、

くるぶしが見えるくらいのつんつるてんの

ケミカルウォッシュのジーパン、

そこに真っ赤な靴下を組み合わせる無敵のセンス。

 

周りの人に洋服のセンスをいじられても、

本人はヘラヘラ笑って全く気にしない、

そんな人。

 

でも、そんなえいじさんから、

たくさんの事を教えてもらいました。

 

例えば、時間にルーズな人が嫌いな私は、

待ち合わせ時間に来ない人にイライラ。

 

そのイライラしている私に、

「木島は時間は大切にしているが、

人を大切にしていない。腹を立てる前に

本人が事故に巻き込まれてないかと

心配するのが先じゃない?」などを教わった。

 

その中でも、特に印象に残っているのは、

お酒の事だった。

 

食事に誘ってくれるのはありがたいが、

飲まないお酒をいつも勧めてくることが、

えいじさんの唯一、苦手なところだった。

 

私は父親が酒乱だったことで家庭が崩壊し、

家族がバラバラになった経験から、

お酒を遠ざけて生活していた。

 

その事を話しているにも関わらず、

2人でラーメン屋に行ったら、

瓶ビールとグラス2個を注文。

 

「私はいりません」と毎回断っていたが、

それを5回くらい繰り返したある日、

「木島の壁はここにある」とぼそっと言うのです。

「断ってる相手に毎回勧める神経が私にはわかりません」

「いつか俺の言ってる意味がわかる時がくるよ」

とその場で答えはくれませんでした。

 

腹を立てながら、暗中模索の日々。

 

・自分はお酒を飲まない。
・酔っ払っている人を見るのも嫌い。
・会社の先輩であろうが酔って絡まれれば、容赦なく戦闘態勢。

 

お酒に過剰に反応してしまう自分。

お酒に振り回されてるのは結局、自分自身ではないか。

お酒に罪はなく、お酒に溺れる人が悪い。

でも、溺れるほど飲んでしまう人は、

現実逃避したいくらいの辛い、

苦しい悩みを抱えているかも知れないと考えると、

見え方も変わってくる。

 

それに気付いた。

数日後また、えいじさんと2人でラーメン屋に。

いつもの様に瓶ビールとグラス2個。

その日はつがれるビールを素直に飲み干した。

何を言うわけではないが、

なんか嬉しそうなえいじさん。

 

それが、お酒の呪縛から解き放たれた

記念すべき日となった。

 

それから数ヶ月後、考えもしない事故が起きた。

えいじさんの家が火事で全焼。

 

救いだったのは、御家族全員が無事だったことと

周りのお宅を巻き込まずに済んだこと。

 

いつもお世話になってる先輩に

恩返しできることはないかとみんなで考え、

既に着なくなった洋服を集めてプレゼントした。

 

服へのこだわりのないえいじさんは、

プレゼントされた服を毎日、毎日、着てくれた。

 

今までのプロ野球選手のセーターに

ケミカルウォッシュのジーパンから卒業し、

お洒落なセーターに、

くるぶしがちゃんと隠れた普通丈のパンツ!

 

過去の服装を知ってる仲間が会う度に

爆笑してしまうほど、お洒落な男に変身したのです。

 

それ以降、あだ名は「おしゃれ番長」

 

全焼した家も火災保険に入っていた為、

古びた家から新築の家に変わるなど、

結局、家も服も綺麗でおしゃれになったという

幸せなエピソードになりました。

 

今、スリーフラッグスでもコロナの影響で、

シフトのキャンセルも増えてきています。

 

こんな時だからこそ、少ない人員でクライアント様に

ご満足頂けるクオリティをご提供するには

どうしたら良いかと知恵を絞り、

苦難を乗り越えていかなくてはなりません。

 

えいじさんのエピソードではないですが、

「コロナウイルス」という向かい風を利用して

上昇気流に乗るくらいのタフさを

身に付けるチャンスです。

 

スリーフラッグスの皆さん、何があっても笑顔で

乗り切っていきましょう!!

健康食品、化粧品の通販会社様 エステサロン様向け アウトバウンド営業/お客様サポート代行コールセンター Three Flags [ 株式会社スリーフラッグス・コールセンター ]

まずはお気軽に、お問い合わせください。