
はじめまして!
長崎コールセンター、アウトバウンド
竹尾実加と申します。
知人の紹介で、縁有って入社し4年半が経ちました。
本日は、「日々困っている事」をお伝え出来たらと思います。
それは、観光客の方に尋ねられる事が多いと言う事です。
最高記録は、一日で4組の方に尋ねられました。(◎_◎;)
1番多いのが名所・旧跡への行き方、2番目がバスの乗り換え、
次に多いのが『ちゃんぽん、皿うどんのお店』を尋ねられる事です。
半世紀以上、暮らしていますので、
ある程度のご案内には対応出来るのですが、
ちゃんぽん、皿うどんとなれば話は違います。
長崎には一応、中華街が在り、
とりあえずインスタ映えしそうなお店や有名店をご案内しますが、
ハッキリ言って長崎市民はよっぽどの事がないと中華街では食事しません。
(間違っていたらすみません)
決して、不味いわけではありません!!!
長崎市民は各自、本当に美味しいと思う推しのお店が有るからなのです。
そもそも長崎では、
来客時や冠婚葬祭、お誕生日会など様々なシーンで食して来ました。
(給食にも登場します)
家の近くに在る、町の中華料理店や食堂などに出前をお願いし、おもてなしをするのです。
決して大きくもなく、どちらかと言えば古いお店が多く、
長年地域住民に愛されて来たお店です。
因みに、中華麺を作る際、麺のコシ、風味を出す為、
一般的には『かんすい』を使用しますが、
長崎ちゃんぽん麺は『唐灰汁(とうあく)』を使用します。
他の麺には無い、独特のコシ、風味があります。
その長崎ちゃんぽん麺を作るには、
食品衛生法上、長崎市内しか製造許可が下りない為、他所で作るのは難しいそうです。
ここまで、改めて文章にしてみると、
インスタ映えや、当たり障りの無い有名店をご案内するのが良い事なのか!?
せっかく長崎に来られた方にとって本当のおもてなしとは言えないのでは!?
と思ってしまいました。
お尋ねされる方々は修学旅行生、女性グループ、家族連れなど性別、年代と様々です。
街中にも沢山の中華料理店、食堂が在ります。
きっとその方々に合ったご案内も有るのでは!?
「ちゃんぽん、皿うどんを美味しかった〜!」と思い出に残して頂けるのが
本当のおもてなしではないのか、と考えに辿り着きました。
冒頭の日々困っている事、よりだいぶ脱線してしまいましたが、(笑)
より良いおもてなしが出来るよう、困り事をチャンスに捉え、
満足頂ける中華料理店や食堂の開拓をやってみたいなと思います。
今回初めてこういう機会を頂き改めて気づきの時間になりました、ありがとうございました。
余談ですが、長崎の中華料理店や食堂では『焼きそば』にも長崎ちゃんぽん麺を使用しているので、
コシ、風味は他と一味違います、絶品ですしオススメです★
長崎へお越しの際は是非お召し上がり下さい(^^)
