宮城・気仙沼市の階上地区という所があります。
ここは過去の災害の状況が伝承されていたこともあり、
防災意識も高く、綿密な避難計画を立てていました。
しかし、2011年の災害では、
予想を超える規模の津波が指定避難場所を襲い、多くの方が亡くなってしまいました。
「まさかここまで津波が来るとは•••••」
との地域住民の声もありました。
災害の伝承があるゆえに、
"過去に被災していない場所=安全な場所”と認識してしまう場合もあります。
だからこそ、命を守るためには、経験を伝える一方で、
"過去の出来事だけが真実ではない”ことも同時に伝える必要がある。
つまり、「常態化しながらも、固定化しない」
これが、災害伝承における大切な要素であると。
伝えるための"仕組み"
「わがこと化」の難しさを考えさせられます。
職場においても、創業年数を重ねていけば自然とルールが作られ、
後続の社員、CMさんが当たり前のように続いていきます。
大きなトラブル(事故)もなく、平和な日々が続くと、
いつの間にか過去に起きたトラブル(お取引先にご迷惑を掛けた等)の記憶も薄れ、緊張感も無くなっていきます。
勤続年数を重ねている社員の皆さんは、
過去の事故を風化させず、しっかり後続メンバーに伝承して頂きたい。
また、今までに経験したことのない事故に見舞われないよう、
「もしかしたら」
という想像力を働かせることを是非、忘れないで頂きたい。